推し文字の工作机

作り方・印刷ガイド / 印刷と縁取りの確認

PRINT CHECK · OUTLINE WIDTH

印刷サイズが合わない・縁取りが細いときの確認

印刷した型紙が小さいときは、まず100mm校正線で倍率を確かめます。線が合っていて縁だけ細いときは、倍率と縁取り設定を分けて見直します。

この手順の目的
ページ全体が縮んだのか、文字の枠と実際の文字幅を取り違えたのか、縁取りの設定が細いのかを分けて確認します。実寸印刷や切りやすさは、この記事では実物検証していません。

サンプルの入力と測定例

文字・設定枠
「推し」・180×100mm
内側・外側の縁
2mm・3mm
校正線の設定値
100mm
架空の測定結果
95mm
倍率の計算例
100 ÷ 95 × 100 ≒ 105.3%

入力値と95mmの測定値は説明用の架空例です。計算した105.3%は、95mmを100mmへ拡大する場合の比率です。最初から倍率を手入力するのではなく、先に「用紙に合わせる」などの自動調整を解除して、100%相当で再確認してください。

サイズが違うときの順番

  1. 印刷プレビューで用紙がA4、向きが縦かを確かめます。A4は210×297mmです。
  2. ブラウザーの印刷画面と、必要ならOS・プリンター側の画面を確認します。「実際のサイズ」「100%」に相当する設定を選び、「用紙に合わせる」「印刷可能領域に合わせる」「縮小」などの自動倍率調整を解除します。表示名は環境で異なります。
  3. ヘッダーとフッターをオフにして、印刷プレビューがA4一枚または想定ページ数になっているか確認します。大きな型紙はツールが複数ページへ分割します。
  4. 試しに印刷した100mm校正線を、両端の短い目盛りの中央から中央まで定規で測ります。100mmならその方向の印刷倍率は設定どおりです。95mmなら全体が約95%で出た可能性があり、用紙設定や自動縮小の箇所へ戻ります。
  5. 校正線が100mmなのに文字が想定より小さい場合は、印刷倍率ではなく、プレビューの「文字bbox」と設定枠を比較します。設定枠180mmは必ずしも文字自体が180mmになる指定ではありません。
倍率を計算する式
目標の長さ ÷ 測った長さ × 100で、必要な倍率の目安を求められます。例では100 ÷ 95 × 100 ≒ 105.3%です。測り間違い、紙の反り、プリンターの精度もあり得るため、数値だけで最終判断せず、設定を直した後の校正線を測り直してください。

縁取りが細いとき

  1. 型紙メーカーで内側・外側の縁の設定値を見ます。どちらもmm単位で、入力範囲は0〜12mm、操作は0.5mm刻みです。
  2. たとえば内側0.5mm・外側1mmを使っているなら、比較用に内側2mm・外側3mmへ変え、プレビューを更新します。これは調整例で、全ての文字や紙に合う最小幅ではありません。
  3. 拡大プレビューで、隣り合う文字のすき間や小さな抜き部分が残るか、縁が字画をふさがないかを確認します。太すぎる場合は内側・外側を少しずつ戻します。
  4. 形が決まったら100mm校正線を再確認してから、紙で少量を試します。細部を切り分けられるかは文字の形、紙質、道具で変わるため、画面だけでは保証できません。
見え方最初に確認する場所次の操作
校正線も文字も小さい用紙サイズ・自動倍率A4と100%相当を選び、校正線を測り直す
校正線は100mm、文字だけ小さい幅・高さ設定と「文字bbox」設定枠と文字の実際のbboxを分けて調整する
校正線は合うが縁が細い内側・外側のmm設定値を少し上げてプレビューを比較する
制約
ブラウザーやプリンタードライバーの設定名・動作は異なります。ツールはWebページからプリンター倍率を固定できません。10mmの安全領域も、すべてのプリンターで端まで印刷できる保証ではありません。文字幅のプレビュー計算は実際のフォント字形や紙上の切りやすさを保証しません。

型紙メーカーで寸法と縁を調整する →

参照資料